兵庫県議会 斎藤知事提出の“減給”条例改正案 継続審議に決定

兵庫県の告発文書をめぐる私的情報の漏えいを受けて、斎藤知事がみずからの減給処分のために提出した条例の改正案について、県議会は採決を見送り、継続審議とすることを正式に決めました。

知床観光船 沈没事故 民事訴訟で家族ら“社長の責任は明らか”

北海道 知床半島沖で観光船が沈没し、26人が死亡・行方不明になった事故をめぐり、乗客の家族などが運航会社や社長に対して損害賠償を求めている裁判で、原告側は「社長の責任は明らかだ」と主張しました。これに対し、被告側は社長に過失はなかったとして「本人の認識は客観的証拠や尋問を通じて認定されなければならない」と反論しました。

航空自衛隊 5月に墜落の練習機と同型機の飛行 13日以降再開へ

先月、航空自衛隊の練習機が愛知県犬山市に墜落した事故で、航空自衛隊は12日、同型機の飛行を13日以降、再開させると明らかにしました。一方、事故原因については今も調査中で特定できていないとしています。

自衛隊機に中国軍機接近 統幕長「偶発的衝突 誘発の可能性も」

防衛省は、今月、太平洋上空を飛行していた海上自衛隊の哨戒機が、中国軍の戦闘機から接近されたり前方を横切られたりしたと、11日夜に発表しました。「特異な接近は偶発的な衝突を誘発する可能性がある」として、中国側に深刻な懸念を表明し、再発防止を厳重に申し入れたということです。

鹿児島 自衛隊史料館がフジ系列局の取材拒否 中居氏対応理由に

先月、鹿児島県の海上自衛隊鹿屋航空基地にある史料館が、フジテレビ系列の民放からの特攻隊に関連する取材依頼を、元タレントの中居正広氏をめぐる対応を理由に拒否していたことが分かりました。政府は一時、フジテレビの番組などへの協力は趣旨や目的を勘案して対応するという考えを示していましたが、報道の取材対応については制限しておらず、史料館は「検討せずに独断で判断してしまった」として民放に謝罪しました。

“内閣不信任決議案可決されれば衆院解散” 自民 麻生最高顧問

国会の会期末が今月22日に迫る中、自民党の麻生最高顧問は、内閣不信任決議案が提出されるかどうかは、野党側の判断で、予断を許さない状況だとしたうえで、決議案が可決されれば、内閣総辞職ではなく、衆議院が解散されるという見通しを示しました。

年金改革法案 参院厚生労働委で可決 あす成立の見通し

パートなどで働く人の厚生年金の適用拡大や基礎年金の底上げ措置を盛り込んだ年金制度改革の関連法案は、参議院厚生労働委員会で採決が行われ、賛成多数で可決されました。13日の参議院本会議でも可決され、成立する見通しです。

AIの活用広がる 学校で授業 最新技術の展示会への出展も増加

AIの利用が広がる中、東京都では先月から256ある都立のすべての学校で生成AIを活用した学習を始めました。

熊本 玉東町 “警察の取り調べに内部資料提供”と職員を処分

熊本県玉東町は町の内部情報を漏らしたとして先月、30代の男性職員を減給の懲戒処分としました。処分の理由について町は11日、この職員が官製談合防止法違反の疑いで警察から任意の取り調べを受け、内部資料を提供したためだと説明しました。職員は情報提供を否定しているということです。

大分 中津市の一部に高齢者等避難の情報 3701世帯7031人

大分県中津市は今夜遅くに激しい雨が見込まれ、土砂災害のおそれがあるとして、12日午後5時、本耶馬渓地域、耶馬溪地域、山国地域の3701世帯、7031人に高齢者等避難の情報を出しました。5段階の警戒レベルのうちレベル3にあたる情報で、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかけています。